韓国最大野党、仏教宗団に干し肉をプレゼント

写真は自由韓国党の黄教安(ファン・ギョアン)党代表
韓国最大野党「自由韓国党」が韓国最大の仏教宗派である大韓仏教曹渓宗に旧正月のギフトとして干し肉を贈ったことが分かった。自由韓国党の黄教安(ファン・ギョアン)党代表は「曹渓宗に心配をおかけした点について、誠に申し訳ない気持ち」と謝罪した。
同党代表の秘書室は20日、謝罪文を発表し「配送業者側とのコミュニケーションの過程で問題が発生した」とし「他の場所に配送されるべきだったギフトが曹渓宗に間違って配送された」と釈明した。
党側の説明によると、旧正月ギフトとして同党が準備したのは干し肉。しかし肉食を禁じる仏教界には「韓菓(ハングァ、伝統的なお菓子)」を用意したが、配送する過程で間違いがあったという。
黄代表も仏教界に謝罪した。黄代表は国会で開かれた最高委員会の直後、記者団に、「配送過程で間違いがあった」とし謝罪の意を伝えた。
自由韓国党は黄代表が篤実なクリスチャンとして知られているため、今回の「干し肉配送」で再び議論になることを警戒している。黄代表は昨年5月に曹渓宗の法事に参加した際、仏式礼法である「合掌」をしなかった。当時曹渓宗は声明を発表し遺憾の意を表し、韓国メディアも黄代表の「宗教偏向」を指摘した。議論が巻き起こると黄代表は「他の宗教への理解が不足していた」と謝罪した。
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