韓国、交通機関でのマスク着用を義務化

これから韓国でマスクを着用しないと公共交通機関や飛行機などに乗ることができない。
韓国中央災難安全対策本部は25日、バスやタクシー、鉄道などの運輸従事者や利用乗客のうち、マスク着用を怠っている事例を改善するため「交通分野防疫強化方案」を用意したと発表した。
韓国政府は26日から、バスやタクシーに乗客が搭乗したとき、運送事業者と運輸従事者がマスクを着用するようにした。また、運輸従事者がマスクを着用していない乗客に乗車を制限するようにした。
現在バス、タクシー、鉄道と関連する法令では、正当な事由なしに乗車拒否することはできない。しかし韓国政府は今回の方案を介してバス、タクシーなどの運送事業者と運輸従事者がマスクを着用していない乗客の乗車を拒否した場合、罰金などの処分を一時的に免除する予定。
また27日からはマスク着用なしにはすべての航空会社の国際線と国内線の飛行機に搭乗できない。18日から一部の航空会社で個別に実施してきた乗客のマスク着用義務化を拡大したもの。
ユン・テホ防疫総括班長は「公共交通機関の場合、密集度を下げることが現実的に困難な側面があり、やむを得ずマスク(着用)を義務化することにより、感染リスクを下げる措置を取ることになった」と国民の協力を訴えた。
Copyright ©The financialnewsjapan. All rights reserved.