韓国、相次ぐ集団感染に再び防疫措置強化へ

韓国政府が再び防疫措置を強化することを発表した。新型コロナウイリスの感染拡大をいち早く封じ防疫の手本とされた韓国だが、最近首都圏で集団感染が相次いで発生し1日当たりの新規感染者数が50人以上に増加している。
韓国では28日、ネット通販大手「クーパン(Coupang)」の物流センターの職員69人が新型コロナに感染したことが確認された。同物流センターでの集団感染を含め、同日0時基準で新規感染者数は79人と急増した。
韓国の中央災難安全対策本部は同日、緊急会見を開き、首都圏所在のナイトクラブやカラオケ、ネットカフェなどの遊興施設の運営自制を呼びかけた。またパク・ヌンフ保健福祉部長官は会見で「6月14日まで首都圏のすべての部分で防疫措置を強化する」とし「これからの2週間がとても重要。2週間内には外出や大衆利用施設の利用を自粛することを願う」と語った。
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