米国務省が公式ウェブサイトで公開している米台関係に関する文書「ファクトシート」を更新し、「台湾独立を支持しない」という文言を削除したことが明らかになった。また、台湾の国際機関への参加をより積極的に支持する内容へと修正された。台湾を不可分の領土と位置付ける中国は、強く反発するとみられる。
米台関係の変化を示唆か
国務省が改訂した「ファクトシート」は13日付で更新された。文書では、台湾問題に関して「武力行使を伴わない平和的な手段による解決を望む」と強調し、同時に「加盟を含め、台湾の国際機関への有意義な参加を支援し続ける」と明記した。これまで米国は「一つの中国」政策のもと、「台湾独立を支持しない」との立場を示してきたが、今回の修正はその姿勢の変化を示唆する可能性がある。
台湾側は歓迎、中国は反発
米台関係筋によると、今回の修正について「台湾にとっては前向きな兆候だ」と評価する声が上がっている。一方で、「トランプ政権が米国の『一つの中国』政策を根本的に変えたと判断するには、まだ時間が必要だ」と慎重な見方を示す意見もある。
一方、中国はすでに反発の姿勢を見せている。中国外務省によると、ルビオ米国務長官は1月24日に王毅外相と電話会談を行った際、「米国は台湾独立を支持しない」と明言していた。しかし、今回の修正によって、中国側が米国に対する不信感をさらに強める可能性が高い。
米中関係に与える影響は
米国の対台湾政策は、米中関係の重要な要素の一つであり、今回の修正は米中の緊張を一層高める可能性がある。中国はこれまで、米国が台湾との関係を強化する動きを見せるたびに、軍事的な圧力を強めてきた。特に、昨年には中国軍が台湾周辺で過去最大規模の軍事演習を実施し、台湾への威圧を強めた経緯がある。

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