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24時間自動売買可能…仮想通貨取引所「デイビット」が10日オープン

チェーンパートナースのピョ・チョルミン代表が次世代仮想通貨取引所「デイビット」のロゴの前でポーズを取る姿/写真=パク・ボムジュン記者
24時間自動売買可能…仮想通貨取引所「デイビット」が10日オープン
-韓国チェーンパートナースが独自開発したウォレット装備…「取引相手も公開」
韓国の有力ブロックチェーン・カンパニー・ビルダー「チェーンパートナース(Chain Partners)」が10日、次世代仮想通貨取引所「デイビット(DAYBIT)」をオープンする。世界の仮想通貨取引所間の市場争奪戦や政策当局の規制圧力が日々激しくなる中で、新たに挑戦状を突き付けたデイビットは、「24時間仮想通貨自動売買」を核心機能として打ち出した。世界的な仮想通貨取引所の「バイナンス(BINANCE)」をも超越するデイビットの技術的・機能的な長所を元に、「世界1位のデジタル資産取引所」になる事がチェーンパートナースの目標だ。
■仮想通貨の取引量に応じてトークンで報償
5日関連業界によると、チェーンパートナースのデイビット開発チームは、「10月10日にデイビットをオープンする」と公式に発表した。これに先だってチェーンパートナースのピョ・チョルミン代表が公言した通り、デイビットは「投資家のかゆいところに手が届く様々な機能を備えた状態」でスタートを切る予定だ。
デイビットの核心競争力は、△リワード型プログラム運用 △24時間自動売買 △独自開発した仮想通貨ウォレットなど。デイビットはまず、投資家の取引金額に応じてデイビット取引所トークン(DAY)を与える「デイ・リワード・プログラム」を運用する計画。これはすなわち、仮想通貨取引所が得た手数料収益の一部を投資家への報償として共有する形態だ。
■高値から5%下落時には売却など自動売買
またデイビットは、24時間取引が発生する仮想通貨市場の特性に合わせて、指値注文や成行注文をはじめとした証券取引レベルの条件付き注文機能を全て搭載している。
例として、投資家が仮想通貨の価格が600ドル未満の時のみ自動購入が成されるようにするなど、売買基準価格を多彩に設定出来るようになっている。更に仮想通貨の価格が乱高下している際には、高値から5%相当下げた時点など、各自が考えるパーセンテージの範囲内で自動売却が成されるようにもなっている。
ピョ代表は、「投資家が設定した注文条件が実時間データベースで回るようにしておき、該当条件が適合次第、取引締結が成されるようにする事が、デイビットのエンジンである”エリクサー(Elixir)の強み”」だと、「特に同時接続者が急に増加する急騰落局面でのサーバー障害や取引遅延などは投資家の損失に繋がるため、(投資家は)エリクサーによって最も安定した取引環境を享受出来るだろう」と強調している。
エリクサーはスウェーデンの通信装備企業エリクソン(Ericsson)が開発したプログラム言語「アーラン(Erlang)」を基盤にしている。これまでのJAVA基盤の取引所と比較すると、エリクサー・エンジンを備えたデイビットは、平均処理速度が最大で17倍程度早い。世界的なモバイルメッセンジャー企業のLINEやWhatsappなども平均1億人以上の同時接続者を支えるために、エリクサーを導入している。デイビットの開発を陣頭指揮して来たチェーンパートナースのイ・ジェチョル最高技術責任者(CTO)もまた「韓国エリクサー・ミートアップ」の共同組織者として有名だ。
■取引相手まで公開…投資家保護の先頭に
デイビットは独自開発した仮想通貨ウォレット・ソリューションを通じ、投資家保護と収益を最大化する方針。現在100ヶ所超に達する韓国仮想通貨取引所の中で、独自のウォレット技術を持つ取引所は3〜4ヶ所に過ぎない。
ピョ代表は、「取引所に預けられた現金は、銀行が実名制を元に第三者受託をするものの、コイン(仮想通貨)が奪われる事を防ぐ方案が無い」と、「最低限、”ビットゴー(Bitgo)”の様なグローバル・ウォレットを備えていれば、投資家を保護する事が出来る」と指摘している。
ピョ代表は続けて「投資の取引相手が一般投資家、仮想通貨開発社や取引所、マーケットメイカーの中の誰なのかもクリアに表示する」と、「この全てのプロセスは人間が介入出来ない完全自動化形態で24時間行われる」と付け加えた。
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翻訳:水野卓
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