ノートルダム大聖堂、火災の原因は…「放火の痕跡はない」
写真は、あるネットユーザーのツイッターから
ノートルダム大聖堂、火災の原因は…「放火の痕跡はない」
フランスの消防当局が16日(現地時間)、ノートルダム大聖堂の火災原因調査に本格的に着手した。
CNNなど海外メディアによると、フランスの消防当局は16時午前9時頃(現地時間)、ノートルダム大聖堂の火災を完全に消火したと発表した。火事が発生してから約14時間後となる。消火活動のために投入された消防隊員は約400人にのぼる。
火災の原因を究明するための作業も本格的に開始された。パリ検察庁は、「放火の痕跡はない」とし「事故による出火と推定される」と明らかにした。検察側は50人の調査官を投入し、原因究明を進めていく方針だ。
一方、世界で最も大きくて有名なノートルダム大聖堂内のパイプオルガンは焼失を免れたことがわかった。8000以上のパイプで構成された同パイプオルガンは18世紀に設置され、主要な公共イベントなどで演奏されていた。