ビットコインの強気相場が続いている模様だ。最近9000ドル突破を果たしたビットコインは7日現在、9300ドル前後で推移している。

好材料となっているのは米国の経済再開の動きだ。これまで新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、米国ではロックダウンや外出制限などを実施していたが、来週からは米国のほとんどの州が強制措置を緩和し、部分的に経済活動を再開する予定だ。

仮想通貨専門メディアのビットコイニストは、米国経済活動再開の動きが中期的にビットコインの上昇を牽引すると分析した。同媒体の記事によると、経済活動が再開されると、これまで観望していた投資家が投資市場に本格的に参加し、少なくない金額がリスクの高い投資商品に流入されるという。特にビットコインが最大の恩恵を受けると見込んだ。

また5日後に迫ったビットコインの半減期による価格上昇への期待感も好材料となっている。半減期後のラリーを期待する楽観論が市場全体に広まり“買い”の動きが段々強まっている雰囲気だ。

一方、ビットコインは直近24時間で大きな上昇を見せ、7日午後4時基準で9280ドルを記録している。

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