文大統領支持率、４８.8％と小幅反発…最側近の拘束に支持層が結集

韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率が再び５０％台に接近した。世論調査専門機関リアルメーターが４日に発表した世論調査によると、文大統領の国政支持率が４８.８％となり、先週に比べ小幅に上昇した事が分かった。一方「よくやっていない」の不支持率は先週より１.１％上昇した４５.８％だった。

最近、韓国政界の最大のイッシューは、文大統領の最側近である慶尚南道知事の金慶洙（キム・ギョンス）氏の拘束。一審裁判は金氏がインターネットで不正に世論操作を行ったと判断し懲役2年を言い渡した。

最側近の実刑判決に文大統領の支持率も４２％台まで急落したが、リアルメーターによると、その翌日５１％まで反発した。専門家らは野党の猛反発と批判、政府内部者の暴露事件、相次ぐ側近らの不祥事に文大統領の支持層が結集していると分析している。

政党別の支持率は、与党の「共に民主党」が３８.２％で、先週より０.５％ポイント下落した。その一方、第１野党の「自由韓国党」は０.７％ポイント上昇した２７.４％を記録した。自由韓国党の支持率は３週連続の上昇だ。

今回の調査は、先月２８〜２月１日に全国成人２５１１人を対象に実施され、標本誤差は９５％の信頼水準から±２．０％。詳細な結果は韓国ギャラップのホームページ、または中央選挙世論調査審議委員会のホームページで確認出来る。

【文大統領支持率】

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