文大統領支持率45%…就任以来最低

文大統領支持率45%…就任以来最低
文在寅大統領の支持率が今週のリアルメーターの調査で45%となり、就任以来の最低値を記録した。その一方で、野党第一党の自由韓国党の支持率は、朴槿恵前大統領の弾劾以降で最も高い32.3%となり、4週連続での上昇となった。
リアルメーターは、「2回目の米朝首脳会談での合意決裂以降、韓国政府の非核化政策に対する不信感が増加した一方、韓国党は新たに選出された指導部に対する期待感の高まりが影響した事による」と分析した。
14日、リアルメーターが発表した世論調査の結果によると、文大統領が「よくやっている」とする肯定的な評価は、先週の46.3%から1.3%下落した45%だった。「よくやっていない」は先週の46.8%から3.3%上昇した50.1%だった。
文大統領の支持率が就任以来の最低値を記録した事はもちろん、否定的な評価が50%を超えたのも初めて。これは、2回目の米朝首脳会談の決裂のみならず、国内要因である雇用情勢の悪化、国民経済の危機など、国民生活・経済に対する不満が支持率の低下に現れたとの分析だ。
政党別の支持率では、自由韓国党が先週より1.9%高い32.3%を記録し、弾劾政局以降の最高値を更新した。
与党、共に民主党は先週と変わらず37.2%だった。民主党は年初まで維持していた40%の支持率を下回った後、支持率回復が出来ない状態にある。両党間の支持率の差も、文在寅政権になって以降の最低値となる4.9%まで狭まった。
翻訳︰水野卓
【文大統領支持率】
PM2.5が韓国大統領の支持率まで灰色に…2週連続下落し47.3%に