ファン・ビンビン、脱税騒動は一段落したが…以前の輝きを取り戻せるか

ファン・ビンビンのインスタグラム

ファン・ビンビン、脱税騒動は一段落したが…以前の輝きを取り戻せるか

中国のトップスター、ファン・ビンビンをめぐる数々の疑惑は税務当局の調査結果をもって一段落を迎えた。

ファン・ビンビンが消息を絶っていたこの数ヶ月という期間と税務当局の調査結果発表、そして本人による謝罪文の公開。こういった一連の流れの中で、本件を眺める観点は徐々に変化しつつある。

騒動当初はファン・ビンビン拘束説や亡命説など各種デマに湧いていたが、事件の全貌が明らかになるにつれ、中国芸能界の査定事情や人権侵害などに論点が移っていった。

巨額脱税を行ったファン・ビンビンの事例を受け、中国芸能界に慢性的に蔓延る脱税を根絶させようという動きが本格化する見込みである。

中国はファン・ビンビンに対し140億円を超える税金及び罰金を課し、今回の騒動はひとまず終焉を迎えた。

環球時報は今月4日、「税金問題を抱えているエンターテインメント業界の関係者らは、本件を最終通告として受け取らなければならない」と語気を強めた。

人民日報のソーシャルメディアサイト’侠客島’も論評を通し「裏契約や脱税などの問題は、中国スター達の莫大なギャランティーに原因がある。ファン・ビンビン騒動は、中国の構造的な問題を浮き彫りにした」と主張した。

一方でファン・ビンビンに対する取り調べの過程に不透明な部分が多いことから、釈然としないとの見方もある。中華圏のマスコミらは中国本土のそれとは違い、彼女は税務当局の調査を受けているあいだ一時的に北京の某所に監禁されていたが、現在は自宅軟禁中だと報道。香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト誌(SCMP)は「ファン・ビンビンはこれまで江蘇省の休養施設に極秘で監禁されていたが、約2週間前に調査が終わり保釈され、北京に戻っている」と伝えた。当該施設は、中国当局が官僚らを調査するために平素から利用している場所だという。

しかし今回の場合は脱税額が大きく、さらに有名人に対しても例外なく調査を行うべきだとの点から、調査過程の不透明性に不満を示す声は大衆から支持されていない雰囲気だ 。

そして騒動が落ち着いたいま、関心が集まっているのは、ファン・ビンビンが以前のような人気を取り戻すことができるのかどうかだ。

ファン・ビンビンは脱税に関してのみ税金及び罰金の賦課を負い免罪符を得ているが、実際は本人のマネージャーが大方の罪を被っているような状態で、彼女に復活のための道を与えたと見られる。

ファン・ビンビン本人も謝罪文を公開。自身の行動が傲慢であったと反省し、またこれまでの活躍は国家と国民の応援があったからだと語った。巨額不正事件に絡んだトップスターは、一般的に人気を取り戻すことが難しいとされているが、果たして例外は起こるのか。中国のファンらは全ての疑惑を甘受し、再び彼女を受け入れるのか。今後が注目だ。

翻訳者:M.I

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