韓国裁判所、不二越にまたも賠償命令

韓国裁判所、不二越にまたも賠償命令
韓国裁判所は23日、日本植民地時代に朝鮮女子勤労挺身隊として動員され強制的に労働させられたと主張したイ氏が不二越を相手に提起した損害賠償訴訟の控訴審で、1億ウォン(約970万円)の賠償を命じた1審の判決を支持し、不二越の控訴を棄却した。
原告のイ氏は2015年、「不二越の富山工場で強制労働など反人道的不法行為によって精神的、肉体的、経済的の被害を受けた」とし、不二越を相手に1億ウォンの損害賠償訴訟を提起した。
2017年3月の1審では「日本は日中戦争、太平洋戦争などの違法な侵略戦争を遂行しながら、軍需業に必要な人力を強制的に動員した。不二越はこの政策に積極的に便乗した」と判断。イ氏の主張を認め、不二越に1億ウォンの賠償を命令した。
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