サウジ、追加減産計画を発表

サウジ、追加減産計画を発表
サウジアラビアが来月より6カ月間、更なる原油減産を計画していることがわかった。
サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資相は28日、メディアとのインタビューで「1月の日量1020万バレルを、来月からは1010万バレルに減らす」とし「サウジは、昨年12月に石油輸出国機構(OPEC)で合意された自律的産油制限量を大幅に下回る量を6ヶ月間に生産する予定だ」と述べた。
OPECの加盟国が合意した減産の上限は1033万バレル。サウジは同上限を下回る追加減産を最低6カ月間推進している計画だ。サウジ主導の減産動きに、米国のシェールオイルの増産にもかかわらず、下落が続いた原油価額は最近上昇の動きを見せている。
ファリハ長官は「数週以内に減産の効果が拡散されるだろう」と語った。
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