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イーサリアム、28日からハードフォーク開始…注意点は「急激な価額変動性」

イーサリアム、28日からハードフォーク開始…注意点は「急激な価額変動性」
イーサリアムの大型ハードフォーク「コンスタンティノープル」が間もなく開始される。海外メディアなどによると、大規模アップデートは28日から実施されるようで、約730万ブロックで稼働されるとみられる。
仮想通貨専門メディア「イーサリアム・ワルド・ニュース」によると、コンスタンティノープルを通じて変更されるのは、ネットワークの効率向上、コンセンサス(合意形成)アルゴリズムの1つである「マイニング難度爆弾(difficulty bomb)」の遅延、イーサリアムのブロック報酬額の減少などである。
このうち、投資家らが注目するのはイーサリアムのブロック報酬額の減少。現在マイニングによる報酬額は3ETHだが、コンスタンティノープル以降は2ETHになる。イーサリアムの市場流通量が減ることで、価額上昇が予想される。
しかし、市場ではこのような動きを先に読み取り、すでに価額が大幅に上昇している。
実際にここ1ヶ月間イーサリアムの価額は104ドルから150ドルまで急騰した。問題はコンスタンティノープル以降。ハードフォーク直後から売り圧力が大きくいなる可能性が高いと思われるからだ。
これまで、他のコインのハードフォーク前後の価額動きをみると、ハードフォーク前は期待感で上昇したが、ハードフォーク後は暴落する動きを見せた。そのため、多くの専門家らは急激な価額変動性に注意を呼び掛けている。