バフェット氏「仮想通貨は妄想…ブロックチェーン技術の進歩は注目」
バフェット氏「仮想通貨は妄想…ブロックチェーン技術の進歩は注目」
■バフェット氏「仮想通貨は妄想…ブロックチェーン技術の進歩は注目」
米ウォール街の大物投資家ウォーレン・バフェット氏が仮想通貨市場と関連する自身の見解を明らかにした。
バフェット氏は25日(現地時間)、仮想通貨専門メディアCNBCとのインタビューで、「ブロックチェーンの技術は独創的だが、仮想通貨はただ妄想に過ぎない」と批判した。同氏は仮想通貨への投資に否定的な立場を貫いてきた。昨年行われた投資会社バークシャー・ハサウェイの年次株主総会でも17世紀に起こったオランダの「チューリップバブル」を言及しながら、仮想通貨への投資に注意を払うことを注文した。
その一方、ブロックチェーンについては「独創的な技術」とし「潜在的可能性に注目している」とのコメントを残した。
■仏大統領「ブロックチェーンで農業革新」
フランスのマクロン大統領がブロックチェーン技術で農業の技術革新を促進しようと主張した。マクロン大統領はパリ国際農業博覧会に出席し、「欧州農業の競争力の向上は不可欠」とし「生産と包装、加工に至るまで、体系的なサプライチェーン管理システムの開発にブロックチェーンの技術を積極的に活用すれば、欧州の農業分野で新たな技術革新をもたらすことが出来る」と述べた。
■ベンツ社、ブロックチェーン活用へ
メルセデス・ベンツを傘下に抱えているドイツの自動車メーカー「ダイムラーAG」がブロックチェーン基盤のサプライチェーン管理プラットフォームを開発した。ダイムラーAGは、米国のブロックチェーン企業であるアイサティス(Icertis)と提携し、部品需給に必要な文書と契約書を保存・管理するブロックチェーン基盤のサプライチェーン管理プラットフォームを開発したと発表した。ダイムラーAGは、同プラットフォームをグループ傘下企業と協力会社全体を対象に段階的に適用していく計画だ。