韓国、日本人観光客ために「ご当地シャトル」運航決定

韓国、日本人観光客ために「ご当地シャトル」運航決定
韓国観光公社は日本の大型連休「ゴールデンウィーク(GW)」を前に、25日から来韓日本人観光客を対象とした「KOREAご当地シャトル」を運営すると発表した。
ご当地シャトルはソウルと地方の観光地を結ぶ日帰りバスツアー。首都圏や釜山、済州に行き先が偏っている現状を踏まえ、外国人観光客の地方都市への分散を促す。
今年運営するのはソウルから鉄原、江華、扶余、舒川の4つのルートと、釜山から陜川を結ぶルートなど計5つのコースとなる。
各ご当地シャトルは週3回運行される予定で、専門のガイドが同行して観光地を案内し、各地のご当地グルメも提供される。利用料金は7000〜8500円。
公社では22日からのご当地シャトル予約販売開始を記念し、日本のゴールデンウィーク期間中の2週間「同伴者無料(1+1)イベント」を行う。
シャトルの予約と決済は22日から専用ウェブサイトおよび公社が運営する個人観光客専用の予約フラットフォーム「Visit Korea for me」からできる。またバスの出発場所で当日の購入も可能だ。
ご当地シャトルはリピート率が特に高くて韓国のことを詳しく知っている日本人個人観光客の地方訪問を効果的に誘導するため、2014年に2つのコースで運営を始めている。その以来、2017年を除いて今まで約6000人がご当地シャトルを利用している。
韓国観光公社のハ・サンソック日本担当チーム長は「韓国をよく訪れる日本人観光客は地方旅行にも関心を持っているが、行きやすい立地ではないため不便なところが多いのが現状」とし「ご当地シャトルは専用車両や専門のガイド、ご当地グルメを提供するため、日本人観光客が地方観光をより身近に感じることができる。今後再び韓国を訪れた際、また地方を訪れる可能性も高くなる」と説明した。
翻訳:尹怡景