韓国・釜山市、日本との交流事業 全面見直し検討へ

韓国・釜山市、日本との交流事業 全面見直し検討へ
韓国・釜山市は23日、日本の輸出管理強化措置に遺憾の意を表明し、日本との各種の交流事業について全面的な見直しを検討すると明らかにした。これにより、8月に迫った「朝鮮通信使 日韓文化交流事業」と、毎年秋に開催される「福岡-釜山フォーラム」に支障が生じると予想される。
呉巨敦(オ・ゴドン)釜山市長は同日、「最近、日本の安倍政府は不当な経済制裁措置を撤回するどころか、その範囲をさらに拡大し、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政府に対し度を超える無礼な対応で一貫している」とし「大変残念な状況だ。釜山市は日本に最も近い都市。どの都市よりも日本との活発な交流が行われてきたが、このような努力が危機的状況に追いやられている」と述べた。
また「日本政府に対する文在寅政府の対応について全面的な支持を送る。今のような両国間の緊張関係は完全に日本の安倍政府の誤った政策によるもの」とし「再び不当な経済制裁の撤回を要請する」と呼びかけた。
呉市長は釜山が主催する日韓交流行事を全面的に見直す意向も明らかにした。今後予定されているすべての交流事業について会議を開き、見直しを検討する方針だ。
釜山市は下関市(1976年10月11日)、福岡市(2007年2月2日)と姉妹都市提携を結んでいる。
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