米朝首脳会談、開催場所はハノイかダナンか…米朝両者に近しいベトナムが有力

米朝首脳会談、開催場所はハノイかダナンか…米朝両者に近しいベトナムが有力

‐トランプ大統領「場所は決まった。近日発表」
‐APEC開催に成功したダナンが有力

2回目の米朝首脳会談の開催地として、ベトナムのハノイとダナンが有力視されている。ベトナムは米朝両者と良好な関係を維持しており、地理的に北朝鮮がアクセスしやすい事もその理由だ。北朝鮮がベトナムを経済発展モデルとして見ているという点から、象徴的な意味もあると見られる。

米国のドナルド・トランプ大統領は19日、メディアに対し、「(北朝鮮の金正恩国務委員長と)2月末頃に会う事で合意し、場所も確定した」と、「しかし場所は追って発表する」と話した。

2回目となる今回の米朝首脳会談は、ベトナムで開催される可能性が高い。現在のところ、ベトナムのハノイとダナンが有力視されている。

ベトナムは、北朝鮮核交渉の中心当事国である韓国、北朝鮮、米国と親密な関係を維持している。

北朝鮮はベトナム戦争当時、北ベトナムを支援していた過去があり、理念的にも親密で、お互いを「兄弟国家」として認識している。特に1980年代以降のベトナムの順調な経済成長は、北朝鮮当局者らに北朝鮮が歩んで行くべき理想的な形の経済計画モデルとして度々引用されている。

米国とベトナムは体制上は共通点が無いものの、1995年の国交正常化以降、米国はベトナムの最も大きな貿易相手国のひとつとなっている。特にベトナムは、米国のオバマ政権以降、現在のトランプ政権に至るまで、米国のアジア太平洋戦略のための中心的パートナーとして考えられている。

金正恩委員長の専用機「チャンメ(大鷹の意)1号」の飛行範囲も考慮したと見られる。チャンメ1号はソ連時代に製造された「イリューシン−62M」を改造し、1980年代に導入された古参機種で、アジアを越す様な長距離飛行は難しいとされる。1回目の米朝首脳会談がシンガポールで開催されたことも、2回目の会談の有力候補地が東アジアか東南アジアに位置する理由もこういう北朝鮮の事情からだ。

また、ベトナムは既に国際会議を数回成功裏に終わらせた実績がある。特にダナンでは、2017年に「APEC首脳会議」が開かれている。この会議には、トランプ大統領も参加していた。

ハノイはベトナムの首都であり、その点での意味はあるものの、混雑する交通状況など、儀典や保安上の問題のため、現在のところはダナンがより有力視されている。

ベトナムのグエン・スアン・フック首相は今月17日、メディアとのインタビューで、「どのような結論が出されるのかは分からないが、もしベトナムで2回目の米朝首脳会談が開かれるのなら、最善を尽くす」と話している。

一方、ベトナム以外の米朝首脳会談開催候補地として、タイ、モンゴル、ハワイの他に、韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある板門店も上がっている。
(翻訳:水野卓)

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