イ・ギチョル在外同胞庁長、民団中央本部訪問「在日同胞と民団の成功神話を続けなければ」

韓国のイ・ギチョル在外同胞庁長が東京の民団中央本部を訪れ、「在日同胞社会のネットワーク強化のためにも、現場の声を聞き、政策に積極的に反映する」と話した。
8月5日に広島で予定されている「韓国人原爆犠牲者慰霊祭」に参列するため日本を訪問中のイ・ギチョル在外同胞庁長は4日、東京の民団中央本部を訪問し、同胞懇談会に参席した。今回の同胞懇談会にはイ・ギチョル庁長をはじめ、ペ・ギョンテク総領事、ヨ・ゴンイ民団中央本部団長、イ・スウォン民団東京本部団長、イ・スンジェ民団神奈川本部団長など、50人以上が参席した。
ヨ・ゴンイ民団中央本部団長は歓迎の挨拶で「イ・ギチョル庁長は訪日期間中、日本国内で様々な行事があるにも関わらず、民団中央本部が主催する東京地域同胞懇談会に参席いただき、感謝している」と、歓迎の意を伝え、「在外同胞庁の発足は、在日同胞社会にも大きな役割を果たすだろう」と話した。
イ・ギチョル庁長は「ソウルオリンピック、IMF通貨危機など、重要な時期には、韓国のために在日同胞の皆さんが努力してくれた。在日同胞社会が祖国のため、この様に大きな役割を果たせたのは、民団の努力があったからだと考えている」と、民団の役割の重要性を伝えた。
また「民団の次世代参加はもちろん、多元化している在日同胞社会の和合のためにも、民団には先駆者となって欲しい」と伝え、「在外同胞庁も在日同胞社会のネットワーク強化のために、現場の声を聞き、政策に積極的に反映させていきたい」と話した。



翻訳:水野卓
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