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BTCが急上昇、3600ドル台回復…ビットコインETF承認への期待感

BTCが急上昇、3600ドル台回復…ビットコインETF承認可能性への期待感
ビットコインの価額が急上昇し3600ドル台を回復した。3400ドル台を割り込んでからわずか1日で10%近く反発し、その理由について注目が集まっている。
コインマーケットキャップによると、ビットコインの価額は9日午後12時点で過去24時間比7.64%高の3658ドル前後で推移している。
ビットコインの急激な動きに他のコインも上げ幅を拡大し、時価総額10位圏の殆どのコインが5~30%以上の上昇率を記録中だ。特にライトコイン(LTC)は31%以上上昇し、43ドル前後で取引されている。
ビットコインが急上昇の動きを見せている理由について海外メディアなどは、ビットコインETFの承認への期待感が高まったことを挙げている。実際に米国証券取引委員会(SEC)のロバート・ジャクソン常任委員は、最近行った米議会専門誌CQとのインタビューで、「SECは結局、ビットコインETF上場申請を承認するだろう」とし「問題は承認の時点がいつになるかだ」と明らかにした。専門家らは、こういう期待感から市場のモメンタムが大きく回復していると分析した。
しかし、ビットコインが大きな好材料もなく上昇することを指摘しつつ、「デッド・キャット・バウンス(下げ相場の中での一時的な反発)」を警戒する意見も出ている。
専門家らは「まだ強力な支持線とされた4000ドル台を回復していない。安定的に4000ドルを回復した後が重要で、これまでの弱気相場から強気相場に転じることが可能」と予想している。